漏水がひどい場合のリフォーム方法とは?下地の腐食・カビへの対処と施工手順を解説【宮崎市】
漏水がひどい場合のリフォーム方法とは?下地の腐食・カビへの対処と施工手順を解説【宮崎市】
「天井から水が漏れてきた」
「壁や天井にシミができている」
「漏水した場所の中がどうなっているのか心配」
「水漏れは止まったけれど、そのままクロスを張り替えるだけで大丈夫?」
このようなお悩みはありませんか?
住宅で漏水が発生した場合、目に見えているシミやクロスの傷みだけを直せばよいとは限りません。
水が壁や天井の内部まで入り込んでいると、石膏ボードや木下地など、普段は見えない部分まで影響を受けている可能性があります。
そのため、漏水後のリフォームでは、まず漏水の原因を止めたうえで、必要に応じて内装を解体し、内部の状態を確認することが重要です。
今回は、実際にハウシアで施工した「キッチン上部からの漏水があった住宅」の事例をもとに、漏水被害が大きい場合にどのような確認・補修を行うのか、施工の流れや注意点について解説します。
1.ひどい漏水は「見えている部分」だけの問題とは限りません

漏水が発生すると、
・天井にシミができる
・クロスが変色する
・クロスが浮く、剥がれる
・天井材や壁材が傷む
など、目に見える変化が現れることがあります。
しかし、注意したいのはその奥にある下地です。
住宅の壁や天井は、表面のクロスだけでできているわけではありません。
仕上げ材の内側には石膏ボードや木材などがあり、漏水の状況によっては内部まで水分が入り込んでいることがあります。
今回ハウシアで施工した住宅でも、キッチン上部からの漏水によって、内部を確認すると下地が想像以上に傷んでいる状態でした。
そのため、漏水後は表面だけで判断せず、被害状況に応じて内部まで確認することが大切です。
2.まず最優先するのは「漏水の原因を止めること」

漏水箇所のリフォームを行う前に重要なのが、水が入ってくる原因を特定し、止めることです。
原因が解決していない状態で天井や壁だけをきれいにしても、再び漏水すれば同じ場所が傷んでしまいます。
漏水の原因にはさまざまなものがあります。
例えば、
・給水管や給湯管からの漏水
・排水設備からの漏水
・上階の水まわりからの漏水
・屋根や外壁などからの雨水浸入
・防水部分の不具合
などです。
「水が出てきた場所=原因箇所」とは限らない点にも注意が必要です。
内部を伝って別の場所から水が現れることもあるため、原因を確認してから復旧工事へ進むことが重要です。
3.漏水がひどい場合の基本的な施工の流れ
被害の大きさや建物の構造によって施工方法は異なりますが、漏水被害が大きい場合は、おおむね次のような考え方で工事を進めます。
① 漏水原因の確認・修繕

最初に漏水原因を確認します。
給排水設備などが原因であれば、必要な修理を行い、まず新たな水の侵入を止めます。
原因を解決せずに内装復旧を先に行わないことが重要です。
② 傷んだ仕上げ材を撤去する

漏水の影響を受けたクロスや石膏ボードなどについて、状態を確認しながら必要な範囲を撤去します。
表面を開けることで、それまで見えなかった内部の状態を確認できるようになります。
漏水後の工事では、この段階で想定していた以上の傷みが見つかる場合もあります。
③ 内部の下地を確認する

壁や天井を開けたら、内部を確認します。
確認したいポイントとしては、
・下地が濡れていないか
・木材に傷みがないか
・カビが発生していないか
・石膏ボードなどが劣化していないか
・漏水がどこまで広がっているか
などがあります。
表面のシミが小さくても、内部では広い範囲に水分が回っている可能性もあります。
そのため、実際に状態を確認しながら補修範囲を判断することが重要です。
④ 十分に乾燥させる
漏水した場所を復旧する際に大切なのが乾燥です。
濡れた状態のまま新しい下地材や仕上げ材で塞いでしまうのではなく、内部の状態を確認しながら適切に乾燥させます。
乾燥に必要な期間は、
・漏水量
・被害範囲
・使用されている材料
・室内環境
などによって変わります。
そのため、一律に「○日乾かせば大丈夫」と判断するのではなく、現場の状態を確認することが重要です。
4.カビが発生している場合はどうする?

水分が長期間残っていた場所では、カビが発生することがあります。
特に壁や天井の内部は普段確認できないため、解体して初めてカビが確認されるケースもあります。
カビが確認された場合は、その状態や範囲を確認したうえで、傷んだ材料の撤去や必要な処理を検討します。
今回の施工事例では、内部の状態を確認したうえで防カビ処理を施してから復旧工事を進めました。
重要なのは、見えている表面だけをきれいにするのではなく、漏水の影響を受けた内部まで確認することです。
5.木下地が傷んでいる場合はどうする?

漏水によって木材が長期間湿った状態になると、下地が傷んでいる場合があります。
そのため、
「表面が乾いたから問題ない」
と見た目だけで判断するのではなく、内部の状態を確認します。
状態によっては、
・傷んだ部分の撤去
・下地材の交換
・必要な補強
・防腐処理
などを検討します。
今回ハウシアで行った工事でも、内部の下地まで確認し、防腐処理を施したうえで復旧工事を進めました。
漏水被害では、「どこまで水が回っているか」「下地がどの程度傷んでいるか」によって必要な工事が変わります。
6.傷んだ石膏ボードはそのまま使用できる?

壁や天井に使用されている石膏ボードも、漏水の影響を受けることがあります。
水分によって、
・変色している
・ふやけている
・強度が低下している
・表面が崩れている
といった状態が確認された場合には、その状態に応じて交換を検討します。
クロスを新しく張れば表面上はきれいに見える場合でも、その下にある材料が傷んでいれば根本的な復旧とはいえません。
仕上げをきれいにする前に、下地を適切な状態へ戻す。
これが漏水後のリフォームでは重要です。
7.下地を復旧してから内装工事へ

漏水原因への対応、内部確認、乾燥、必要な処理や下地補修が終わったら、ようやく仕上げ工事へ進みます。
施工内容によって異なりますが、
漏水原因への対応
↓
傷んだ内装材の撤去
↓
内部・下地の確認
↓
乾燥
↓
傷んだ材料の交換・補修
↓
必要に応じた防カビ・防腐処理
↓
下地復旧
↓
クロス・床などの仕上げ
という流れになります。
漏水後のリフォームでは、完成すると見えなくなる工程こそ重要です。
8.漏水をきっかけにリノベーションする方も
漏水によって天井や壁などを広い範囲で解体することになった場合、その復旧に合わせて内装全体をリフォーム・リノベーションする方法もあります。
例えば、
・キッチンを交換する
・床を張り替える
・壁や天井のクロスを変更する
・照明を見直す
・収納を変更する
・アクセントウォールを取り入れる
などです。
もちろん、漏水したから必ず大規模なリノベーションをする必要はありません。
まず建物を適切な状態へ復旧することが優先です。
そのうえで、「せっかく内装を直すのであれば、この機会に使いやすくしたい」という場合には、リノベーションも選択肢になります。
9.施工事例|漏水被害からリビング・キッチンをリノベーション
今回ハウシアで施工した住宅では、キッチン上部から漏水が発生していました。
内部を確認すると、見た目から想像していた以上に下地が傷んでいる状態でした。
そこで、見える部分だけをきれいにするのではなく、内部まで状態を確認。
必要な処置を行い、防カビ・防腐処理を施したうえで復旧工事を進めました。
さらに今回は、復旧だけではなくリビング・キッチン空間全体をリノベーション。
デザインはグレー×木目を基調とした、落ち着きと高級感のある空間としました。
重厚感のあるキッチンやホテルライクな床材を取り入れ、壁面にはエコカラットを採用。
漏水によって傷んだ部分を直すだけではなく、これからの暮らしを考えた住空間へ生まれ変わりました。
実際の施工前・施工中・施工後の様子については、施工事例でご紹介しています。
▼漏水被害からリノベーションした施工事例はこちら
https://www.instagram.com/p/DY1e2wLR2_O/?hl=ja
10.こんな症状があれば早めに確認を
住宅に次のような症状が見られる場合は、漏水や雨水の侵入などが起きていないか確認することをおすすめします。
・天井にシミができた
・クロスが変色している
・壁紙が浮いてきた
・天井材が膨らんでいる
・壁や天井が湿っている
・室内でカビ臭さを感じる
・水が落ちる音がする
・突然床が濡れていた
特に、水が現在も出続けている場合には、内装リフォームより先に原因への対応が必要です。
「少しのシミだから大丈夫」と放置せず、原因を確認することが大切です。
11.漏水後に「クロスだけ張り替える」のは大丈夫?
漏水後に天井や壁へシミができると、
「クロスを張り替えればきれいになるのでは?」
と思われるかもしれません。
しかし、内部まで水分が入り込んでいる場合は、クロスだけを張り替えても根本的な対応にはなりません。
まず、
なぜ漏水したのか
水がどこまで入ったのか
内部の材料が傷んでいないか
を確認することが大切です。
内部に問題がなければ仕上げのみで対応できるケースもありますが、被害が大きい場合は下地からの補修が必要になることがあります。
12.漏水被害は工事を始めてから追加の傷みが見つかることも
漏水リフォームで難しい点のひとつが、壁や天井を開けるまで内部の状態を完全には確認できない場合があることです。
表面上は小さなシミでも、実際に解体してみると、
・想定より広い範囲まで濡れていた
・下地材が傷んでいた
・カビが発生していた
というケースも考えられます。
そのため漏水後のリフォームでは、最初から仕上げ工事だけを考えるのではなく、内部確認後に工事範囲が変わる可能性も考慮しておくことが大切です。
13.宮崎市で漏水後の内装リフォーム・リノベーションをご検討中の方へ
株式会社ハウシアでは、宮崎市を中心に内装リフォーム・リノベーションのご相談を承っています。
漏水によって室内が傷んでしまった場合も、表面だけではなく建物の状態を確認しながら、必要な工事をご提案します。
「漏水で天井にシミができている」
「壁の中まで傷んでいないか心配」
「水漏れ修理と一緒に内装もきれいにしたい」
「キッチンまでまとめてリノベーションしたい」
「どこまで交換する必要があるのか分からない」
といった段階でも、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q.漏水した天井は必ず全部交換する必要がありますか?
必ずしもすべて交換するとは限りません。
漏水範囲や使用されている材料、下地の状態などを確認し、必要な補修範囲を判断します。
Q.水漏れが止まったら、すぐにクロスを張り替えても大丈夫ですか?
内部まで濡れている場合は、状態を確認して十分に乾燥させることが重要です。
原因や被害状況を確認せず、すぐに仕上げ材で覆ってしまうことはおすすめできません。
Q.カビが出ていたらクロスを交換するだけで大丈夫ですか?
カビが表面だけなのか、下地まで影響しているのかによって対応が変わります。
漏水が原因の場合は、まず水分が入った原因と内部の状態を確認することが大切です。
Q.漏水で木材が濡れたらすべて交換しますか?
木材の状態によって判断します。
傷みの程度などを確認し、必要に応じて交換・補修や防腐処理などを検討します。
Q.漏水修理と一緒にキッチンのリフォームもできますか?
可能です。
今回の施工事例のように、漏水部分の復旧をきっかけにキッチンや床、壁などを含めてリノベーションする方法もあります。
まとめ|ひどい漏水は「原因」と「見えない下地」の確認が重要
漏水後のリフォームで大切なのは、見えているシミや傷みだけを直すことではありません。
まず漏水の原因を特定して水の侵入を止め、そのうえで必要に応じて壁や天井を開け、内部の状態を確認します。
被害状況に応じて、
・傷んだ内装材の撤去
・内部の乾燥
・下地の補修・交換
・防カビ処理
・防腐処理
・下地の復旧
・クロスや床などの仕上げ
といった工事を行います。
今回の施工事例でも、キッチン上部からの漏水によって内部の下地が想像以上に傷んでいました。
そこで、見えない部分まで確認し、防カビ・防腐処理を施したうえで復旧。
その後、グレー×木目を基調としたリビング・キッチンへリノベーションしました。
漏水被害は、表面から見ただけでは被害範囲を判断しにくい場合があります。
「水漏れは止まったから大丈夫」と仕上げだけを直すのではなく、これからも安心して暮らすために、原因と内部の状態を確認したうえで適切に復旧することが大切です。
宮崎市で漏水後の内装リフォーム・リノベーションをご検討中の方は、株式会社ハウシアまでお気軽にご相談ください。